重陽／菊重ね

間もなく迎える菊の節句。

古代中国で生まれた陰陽思想では、奇数は〔陽〕の数であり、1・3・5・7・9の中で、9月9日は最大の奇数9が重なる日のため「重陽（ちょうよう）」と呼ばれました。ところで、奇数の重なる日は〈陽の「気」が強い〉と考えられ、「気」をおさえる行事として「節句」が行なわれたそうです。1月7日「人日（じんじつ）」、3月3日「上巳（じょうし）」、5月5日「端午（たんご）」、7月7日「七夕（しちせき）」とある中で、9月9日「重陽」は特に負担の大きな節句。しかしながら、いつの時代にか、陽が重なることを不吉ではなく、めでたいと見なすことに転じ、重陽の節句が「長寿の祝い」に変化したと考えられています。写真（↑）は9月の志野袋の花結び。何に見えますか？　答えは...　「菊」です。
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●2024年9～12月のスケジュール
ここ数日、真夏に戻ったような暑さが続きました。9月7日（土）は二十四節気で「白露（はくろ）」と呼ばれる日でした。その意味は〔大気が冷えてきて、露ができ始めるころ〕。昔と現代では、暦上の気候と実際に肌で感じる気候とに、1カ月近くズレがあると言います。引き続き、ご自愛ください。写真（↓）は目黒・玉川屋の「玉菊」と銘のついた菓子。今月のレッスンは9月12日（木）と14日（土）に予定しております。「秋の七草」を導火線に始まるレクチャー。実習では秋をテーマに本格的な「香水」を作ります。そしてまた「菊被綿」にアイデアを得て、”若返り”をキーワードに、美容系の実習も検討しております。先週のブログで昨年撮影した菊被綿の写真をUpしております。ご覧ください♪

10月17日（木）アロマとハーブ7月11:00-12:30/19:00-20:30
10月19日（土）アロマとハーブ7月11:00-12:30/14:00-15:30
11月14日（木）アロマとハーブ7月11:00-12:30/19:00-20:30
11月16日（土）アロマとハーブ7月11:00-12:30/14:00-15:30
12月12日（木）アロマとハーブ8月11:00-12:30/19:00-20:30
12月14日（土）アロマとハーブ8月11:00-12:30/14:00-15:30

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